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当社は、東京ガス殿、大阪ガス殿、および東邦ガス殿と共同で、エアヒータ※と燃焼比例制御システムを採用したことなどで運転効率が大幅に向上した高性能ガス焚き簡易貫流熱媒ボイラ(熱出力233kW)『(愛称)ねつばいくん(SN-20GH)』を開発、9月15日より発売を開始しました。


SN-20GH型


今回、これまでのガス焚き熱媒ボイラSN-20GN型をベースに、高温の排ガスを利用して燃焼用空気を加熱するエアヒータを採用することで、従来機(SN-20GN)よりも10%高い定格効率90%を達成しました。
 さらに、出力100%から25%の間でお客さまの使用負荷に応じて燃焼量を自動で制御する燃焼比例制御システムを採用しました。これにより、ON/OFFの頻度が大幅に低減し、エアヒータによる効果と併せて、運転効率が22%向上しました。燃焼量の自動制御に応じて送風量の調整が可能となったことから、送風機の消費電力の低減も実現しました。
 また、多缶(複数台)設置を可能とする設計としたことで、最大16台(233kW×16台=3,728kW)の大容量熱媒加熱設備を構築することができます。使用負荷に応じた最適な運転制御を行うことで、同規模の大容量ボイラを1台設置する場合に比べて、システム全体として高い運転効率を維持します。

尚、『ねつばいくん』は簡易ボイラであるため、多缶設置による大容量熱媒加熱システムにおいてもボイラ技士などの取扱い資格や法定検査は不要です。  

※燃焼排ガスとして捨てられる高温の廃熱を回収して、燃焼用空気を予熱する熱回収器。  

SN-20GHの詳細はこちらから  


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