お知らせ ニュース

2014年2月14日、独立行政法人 国際協力機構(JICA)と弊社は、インドネシアでの 『食品加工における常温保存が可能なレトルト食品製造技術の普及・実証事業』 の業務委託契約の締結を行いました。

インドネシアは、近年目覚ましい経済成長を遂げている一方で、年々、都市部と地方を結ぶ 物流インフラの整備が遅れ、経済格差が拡大しています。特に食品加工技術が未発達で 冷凍・冷蔵保管が困難な地方では、食材の廃棄問題が大きな課題となっています。

この課題に対し国際協力機構の支援を受け、弊社のレトルト食品加工技術を普及することで 同国の課題解決を目指します。


調理殺菌装置 SGC
食材の加熱調理と殺菌が可能

加熱調理されたレトルト食品


本事業では、パウチに入れたまま、食材の加熱調理と殺菌が可能な食品加工機器 (調理殺菌装置SGC)を首都ジャカルタにある工業省の施設に設置。 常温保存可能 なレトルト食品製造技術を導入することによって、食材の活用を促し、廃棄食材の 減少に寄与するとともに、冷凍・冷蔵保管・流通が困難な地方部においての食生活 ・栄養状況を改善すること、及び食中毒の減少にも貢献できます。

将来的には、地域色豊かな食品のレトルト加工を実現し地方産品の物流を促すこ とで、地方経済の活性化にも貢献することが期待されています。


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