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『特許庁長官賞』ならびに『実施功績賞』を受賞しました。
株式会社サムソン(本社:香川県観音寺市、社長:吉岡龍示)は、10月23日、高知県高知市で
行われた公益社団法人発明協会主催の「令和2年度四国地方発明表彰式」において、
『省エネルギー型真空冷却機』(特許第6043644号)が『特許庁長官賞』を受賞し、
併せて本特許の実施に対して『実施功績賞』を受賞しました。
本特許は、被冷却物(加熱調理した食品)を処理槽内に入れ、減圧することで冷却する真空冷却機において、真空冷却機内部の熱交換器を、省スペースおよび被冷却物からの水蒸気を確実に分離できるようにしたものです。水蒸気を確実に分離することで、後段に備わる真空発生装置は小さな動力において、短い時間で減圧が行え、冷却運転に要するランニングコストは当社従来機より82%削減(120型機の比較)でき、安全な食品の提供と、高い省エネルギー性に貢献しております。
今回受賞した特許は、当社の真空冷却機「ELシリーズ」に搭載されています。
(*)地方発明表彰とは
この表彰事業は公益社団法人発明協会が主催されているもので、地方における発明の奨励・育成を図り、科学技術の向上と地域産業の振興に寄与することを目的として大正10年に創設されたものです。
全国を北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国及び九州の8地方に分け各地方において、 優秀な発明・考案・意匠を完成した人、発明等の実施化に尽力した人、発明等の指導・奨励・育成に貢献した人の功績を称え表彰しているものです。